眼底検査の方法・検査費用

眼底検査Q&Aでは、眼科・健康診断で行われる眼底検査の検査方法、眼底検査にかかる費用・料金、糖尿病・動脈硬化・高血圧の可能性についてQ&A方式で初心者向きに解説。

◆検査を受ける病院によって費用が変わることはありますか?

◆どの医療機関を使用しても同じ

 眼底検査の費用は医療機関などによって検査費用が異なることはありません。

 眼底検査にかかる費用の一覧表の項目でも解説した通り、実際に眼底検査の「実費」としての検査費用はそれほど多くはかかりません。

 これは検査にかかる診療報酬が設定されている為です。

 これはどの医療機関を使用しても同様です。

 大型の病院であっても、小型の個人クリニックなどにおいても同様です。

 但し、通常は健康保険の適用となりますので、保険の負担率によっては金額が異なります。

 現在は3割負担が原則ですが、他の疾患の持病などがあるケースにおいては、その障害における負担軽減措置などが講じられているケースがあるためです。

 障害手帳などがある場合は医療にかかった費用は一律1割負担となるケースも存在しますし医療費免除の場合もあります。

 また、検査の結果、糖尿病網膜症や高血圧性網膜症などの疾患の可能性が検討される場合では、眼科内で再検査を行うことも珍しくありません。

 このようなケースでは当然別途検査費用がかかってくることになりますが、やはりこれもどの医療機関においても同様のことです。

◆個人クリニックの方が費用が安く済むケースも

◆個人クリニックの方が費用が安く済むケースも

 眼底検査を行う際に、どの医療機関で診察を受けるべきかについて悩んでいる場合。

 基本的にどの医療機関であっても検査で行われる内容は原則変わりませんし、診察料金も同じなので「どこで検査を受けても変わらない」という事になります。

 但し、初診で診察を受ける場合は小規模の病院か地域密着型の個人などで経営されていることが多い個人クリニックなどを選択した方が費用が安く済むケースがあります。

 これは、大型施設を有する病院の初診に関しては「選定療養費」という価格設定権利が存在する為です。

◆初診料の診療報酬は270点

◆初診料の診療報酬は270点

 選定療養費とは、簡単にまとめると眼底検査などに関係なく、どのような疾患であっても初診の際に病院が指定した費用分を支払うというものです。

 この選定療養費を独自に設定できる権利を持つ病院は原則一般病床が200床以上の大型の病院です。

※一般病床が200床以上の大型の病院は初診の際、選定療養費を別途患者に請求できる

 皆さんも経験があると思いますが、外来を初めて受診した際は診察料の他にも「初診料」と記載された領収証を確認したことがあると思います。

 もし2回目移行であれば、この初診料は「再診料」となっているはずです。

 初診料は医療機関や病気の有無を問わず、初めて患者がその病院を受診した際に支払う報酬です。

 再診料は継続的に病院を受診する際に発生する費用で、初診料も再診料も病院やクリニックなどを訪れて診察を受ける際に誰にでも発生する基本料金

 初診料の診療報酬は270点ですから、3割負担の場合は、810円(1割負担の方の場合は270円)の初診料を支払うことになりますね。

 この810円にプラスして大型病院で条件を満たしている医療機関の場合は別途選定療養費として費用を請求できるのです。

 尚、選定医療費の金額はその医療機関それぞれに価格の設定権利がある為、一律されておりません。

 初診時にのみかかる費用ですが、少しでも医療費の節約を考えるのであれば町のクリニックなどで診察をうけたり検査を行うことがベターと言えるでしょう。

 眼底検査に限る話ではありませんが、選定医療費を驚くほど高額に設定している病院も現実的にあります。(5000円以上という場合も・・・)

 仮に検査の結果晴れて何の問題もなかったとしましょう。

 検査の為に訪れたその大型の病院に今後行くことがないとしたら、これは大きな支出となりますね。

 ここは豆知識としてしっかり覚えておきたいポイントです。

 以下に簡単なチェック表を作ってみましたのでご確認ください。

3割負担患者の初診料の目安
規模(ベッドの数)初診料主な施設の例
200床以上810円プラス選定療養費大学病院などの大型の病院
200床以下810円個人病院・中小病院など
200床以下810円個人クリニックなど

◆眼底検査の準備・目の構造の基礎知識

◆眼底検査の検査費用・検査料金の解説

◆眼底検査の結果から疑われる病気・合併症の解説

◆疲れ目・眼精疲労の原因と予防対策の基礎知識

◆ドライアイの原因と対処法の基礎知識