眼底検査の方法・検査費用

眼底検査Q&Aでは、眼科・健康診断で行われる眼底検査の検査方法、眼底検査にかかる費用・料金、糖尿病・動脈硬化・高血圧の可能性についてQ&A方式で初心者向きに解説。

◆高血圧性網膜症の自覚症状にはどのような症状がありますか?

◆高血圧網膜症とは?

 高血圧網膜症(高血圧性眼底:高血圧性網膜症も同じ疾患)という言葉はあまり耳にすることがない目の病気のひとつだと思います。

 この疾患は、日常生活において長期的に高血圧状態が継続して続いた場合に徐々に網膜の血管に損傷を与えていく疾患です。

 網膜は外見から血管を直接見ることができる人体唯一の器官ですね。

 その為、眼球の網膜に現れている血管の状態や血管の周りの組織構造をチェックすることで幾つかの病気の可能性を検討することができるのです。

 高血圧網膜症では、網膜の血管の太さを主に確認し診断のひとつの検討材料の手助けとしていきます。

 血圧のメカニズムは一般的に血管が縮小すると血圧が上昇します。

 その為、眼球の網膜の血管が細くなっていれば「高血圧症の合図かもいれない」と予測が立てられる訳です。

 尚、眼精疲労や網膜の血管を保護し強く働きかける成分としてアントシアニンの効果が注目を集めております。

◆自覚症状がほとんどない点が危険

◆自覚症状について

 残念ながら自覚症状などの症状はほとんど感じることができません。

 自分で体感できる症状をあげるとするならば、高血圧網膜症に限らず高血圧症の症状に近い症状がある場合に網膜の血管にも異常をきたしている可能性があると検討できる程度です。

 ですから多くは健康診断などの眼底検査で発覚することが通常です。

 高血圧症には大きく分類すると2種類の高血圧症が存在します。

 まず一つ目は原因不明もしくは発症原因が特定できない形に分類される高血圧症です。

 これを「本態性高血圧」と呼びます。

 そしてもうひとつは腎臓の腎機能の低下などが要因となったり、その他の性ホルモンなどの内分泌系の疾患の影響を受けて血圧の上昇を招く高血圧症です。

 この内臓器官の影響を受けて合併症のように血圧の上昇をもたらす疾患を2次性高血圧症と呼びます。

※高血圧=本態性高血圧・2次性高血圧症の2種類

 尚、高血圧網膜症の場合は主に前者の本態性が要因であると考えられております。

◆高血圧の代表的な症状をチェックしよう

◆高血圧の代表的な症状

 高血圧症の代表的な自覚症状をここで確認しておきましょう。

 高血圧網膜症独自の自覚症状はほとんどないとお話ししましたが、その根本となる高血圧症の自覚症状に関しては幾つかの特徴があります。

 これは可能性を検討する上でも覚えておいて損はありませんね。

 以下の症状は高血圧症の代表的な自覚症状です。

【高血圧症の代表的な症状】
●めまい
●動悸
●息切れ
●耳鳴り
●手足の痺れ症状

◆眼底検査の準備・目の構造の基礎知識

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