眼底検査の方法・検査費用

眼底検査Q&Aでは、眼科・健康診断で行われる眼底検査の検査方法、眼底検査にかかる費用・料金、糖尿病・動脈硬化・高血圧の可能性についてQ&A方式で初心者向きに解説。

◆眼底検査は何故緑内障の検査に有効なのですか?

◆緑内障では眼球内圧が変化する

 眼底検査は近年になってその検査の重要性が特に重要視されてきた検査でもあります。

 これは、様々な疾患の診断に有効である点に加えて、特に緑内障に関する診断に有効な指標であるとの評価が得られてきた為です。

 緑内障は眼球内圧が何らかの要因によって変調をきたし眼圧の高まりによって眼球の最も奥に位置する視神経が圧迫を受けることによって発症する目の代表的な疾患のひとつです。

 緑内障では視神経組織が収束する「視神経乳頭」の形状に変化が見られることが多い為、この視神経乳頭の形状及び状態を検査で確認することによって難しい緑内障の早期発見に繋がる可能性を持っております。視神経乳頭とは?眼球の仕組み・構造一覧表を参照

※緑内障の早期発見に眼底検査は有効

 早期段階で緑内障をもし発見することが出来た場合、治療も進行段階に入る前に開始することが出来る為、これ以上の疾患の進行を食い止めることにも役立ちます。

◆緑内障の早期発見が難しい理由

 緑内障は早期発見が難しい目の病気のひとつとして知られております。

 その為、実際に緑内障を発症している事を確認できる段階では、多くの場合既にある程度の進行段階にあり、場合によっては失明の危機に瀕しているようなケースも少なくありません。

 実際、この病気によって失明に至ってしまう患者も多くいるのが実情です。

 この緑内障の早期発見がなかなか出来ない理由には以下のような理由があげられます。

緑内障の発見が遅れる理由
◆進行段階でも痛みを感じない
◆進行速度がゆっくりであり徐々に視神経を破壊する
◆実際に視覚の範囲は狭くなっているが気づきにくい

◆検査の時間は5時間程度の時間を確保

 現実的には緑内障を発症している場合、まず視神経に圧迫を受けていることから徐々に視野が狭くなるという症状が進行していきます。

 これは、本人が気づいていない場合であっても進行は進んでいるのですが、やはりゆっくりと進行する為なかなか気づくことが出来ないのです。

 普段何気ない生活の中で、自分で視野の確認を行うようなことはほとんどありませんよね。

 このような経緯もあり緑内障の発見は難しく、眼圧検査や眼底検査によって初めて疾患の可能性が見つかるケースが多くなっているのです。

 もし「緑内障かもしれない・・・・」と不安を感じている場合は、まず近くの診療所などで眼底検査を受けてみると良いでしょう。

 また遺伝性の可能性をもつ疾患でもあることから血縁者に緑内障発症者がいる場合は、定期的に眼底検査を受けることもひとつの方法です。

 眼底検査自体はそれほど時間がかかる検査でもありません。

 しかし散瞳薬を使用するケースも多いので、検査時間1時間、検査後の瞳孔の回復時間3〜4時間程度、計5時間以上の枠をとって検査に挑むようにしましょう。

〜ポイントのまとめ〜
★緑内障では視神経乳頭にダメージや形状に変化が見られる
★自覚症状を感じにくいため早期発見に至らないケースが多い
★自覚症状がなくとも視野は確実に狭まっている
★定期的検査も重要、検査日は時間にゆとりをもって検査に向かうことが大切

◆眼底検査の準備・目の構造の基礎知識

◆眼底検査の検査費用・検査料金の解説

◆眼底検査の結果から疑われる病気・合併症の解説

◆疲れ目・眼精疲労の原因と予防対策の基礎知識

◆ドライアイの原因と対処法の基礎知識