眼底検査の方法・検査費用

目の疲れを感じた時は?眼精疲労の自己診断チェック方法。

◆視力の異常?症状から見る7つのセルフチェックポイント

 疲れ目症状を自覚症状としてすでに体感している場合は目に何らかの異常をきたしている可能性が検討されます。
 ここでは自分で出来る疲れ目症状の7つのセルフチェックポイントをひとつずつ見ていきましょう。

@視野が狭くなる

@視野が狭くなる

 気がつけば、自分の視野が何となく狭くなったように感じる。もしくはいつもの視界の一部分が欠けて見える。

 こんな症状をもし発症している場合は
●緑内障(りょくないしょう)
●網膜剥離(もうまくはくり)
 などの目の病気を発症している可能性が考えられます。

 緑内障の場合は普段の視界の変化は特にわかりにくいという傾向がありますが、視界が周辺、周り部分から中心部分に向けて少しずつ視野が狭くなっていくという特徴をもっております。

 但し、その変化は非常にゆっくりであり、早期発見が難しいのも大きな特徴です。

 もう一方の網膜剥離に関しては、緑内障が周辺から視野に欠損をもたらしていくのに対して、網膜はく離では、一方向から視野が欠損していくという特徴があります。

 網膜剥離に関しては、緑内障よりは視野の欠損に気がつきやすい為、病気の比較的早期に病気の発見が出来るケースもあります。

A目の前がちらつく・黒い小さな点が常に視界に見える

A目の前がちらつく

 目の前に小さなゴミのような「黒い点」が常に見えているようなケース。

 このようなケースでは
●飛蚊症(ひぶんしょう)
 と呼ばれる目の病気を発症している可能性が検討されます。

 飛蚊症は、文字からもわかるとおり蚊が目の前をちらつくように見える疾患でその多くは生理的な原因によって症状を発症しております。

 黒い点がチラチラする原因の多くは眼球内部の硝子体(しょうしたい)と呼ばれる組織を構成しているコラーゲン成分に原因があります。

 目のコラーゲン成分が硝子体に映りだされたものが黒い点に見えてくるケースです。

B目がまぶしく見える

 普段は何とも感じなかった光が突然まぶしく感じるようになる。室内で電球などを特に変えていないのに蛍光灯の明かりがまぶしく感じる。

 このような症状を感じたときは
●白内障(はくないしょう)
 を発症している可能性を検討します。

 40代以降になって突然光が異常にまぶしく感じ始めた場合は、まず大半のケースで白内障の進行がはじまっていると考えても良いでしょう。

 白内障は角膜に濁りを生じることで、視界にまるで薄く白い幕がかかったかのような見え方をもたらす目の代表的な疾患です。

 80代を過ぎるとほぼ90%以上の確立で白内障は誰にでも発症します。

C視界がゆがむ・ものが曲がって見える

 ものがゆがんで見えるように感じる。真っ直ぐのものがなんとなく曲がって見える。

 このような症状を感じた場合は
●黄斑変性症(おうはんへんせいしょう)
 と呼ばれる目の病気を発症している可能性が検討されます。

 黄斑変性症(おうはんへんせいしょう)は目の網膜の中心部にある黄斑と呼ばれる部分に何らかの障害を発症する疾患です。

 ものがゆがんで見える症状を変視(もしくは変視症)と呼びますが、これらの変視も黄斑変性が要因となっているケースが多くあります。

 黄斑部に発症する病気は幾つかの種類がありますが、ものがゆがんで見えるなどの症状が確認される場合は、まず黄斑部の疾患を検討します。

D全体的に視力が落ちた

 日々の生活の中では突然気づくことはなかなかありませんが、2〜3ヶ月の間に突然視力が大きく低下したと感じるようなケース。

 このようなケースでは視力の低下をもたらしている原因となる疾患を早い段階で見つけることが大切です。

 短期間で視力が低下するケースとしては、「網膜(もうまく)」「硝子体(しょうしたい)」そのものに障害を発症している可能性が検討されます。

 また前項でも解説しましたが加齢に伴って必ず発症する白内障の進行、更に「老眼」も視野に入れておく必要があります。

 老眼は60代過ぎに発症するようなイメージがあるかもしれませんが、早い人では30代後半から老眼に近い症状を発症し始めるケースもあることを覚えておきましょう。

E目がかゆい・目が充血する

 目が常にかゆく感じる。もしくは目が充血している等の症状を発症している場合。

 このように目のかゆみや充血が確認される場合は
●結膜炎(けつまくえん)
 の可能性を検討します。

 結膜炎は幼児期のプールなどで誰もが発症経験をもつ比較的認知度が高く身近な疾患ではありますが、感染症でもあり軽視はできません。

 何らかのアレルギー症状としても結膜炎を発症するケースがあるので、アレルギーに関与する行動がなかったかどうか?もしくは摂取した食品の確認も念のため行ないましょう。

F目が乾く・乾燥する

 目の渇き症状を最近になって感じるようになった。もしくは涙の量が異常に少なくなった。

 このような症状を体感した場合は
●ドライアイ
 と呼ばれる症状を発症している可能性を検討します。

 ドライアイは文字通り「目が乾く症状」を発症することが特徴でその要因にはいくつかの可能性が検討されます。

 「結膜弛緩症(けつまくしかんしょう)」や「膠原病(こうげんびょう)」、また膠原病の一種でもある「シェーグレン症候群」などがドライアイをもたらす目の疾患の代表です。

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