眼底検査の方法・検査費用

眼底検査Q&Aでは、眼科・健康診断で行われる眼底検査の検査方法、眼底検査にかかる費用・料金、糖尿病・動脈硬化・高血圧の可能性についてQ&A方式で初心者向きに解説。

◆糖尿病の検診で眼底検査を行うことがあると聞きました。なぜ糖尿病の検診で眼底検査を行うのですか?

◆糖尿病・動脈硬化・高血圧の検診にも有効

 眼底検査は、眼の疾患の確認を行う検査とイメージされている方も多くいます。

 当然、眼に関わる疾患の可能性なども検査しますが、眼底検査では網膜の血管組織を観察することで人体内の様々な異変のチェックを行う際に有能な検査でもあります。

 網膜は透明な組織で構成されており、「血管」の確認が容易です。

 その為、頭蓋内や網膜などに症状を発症する可能性のある疾患の検査や診断には有効となります。

 糖尿病などの場合は糖尿病性網膜症の検診が可能となり、眼底に発症する毛細血管瘤や血管新生、出血班などが確認されます。

 高血圧を持病で持っている場合などでは高血圧性網膜症の発症の可能性を確認する為にも眼底検査が行われるケースも多くあります。

⇒糖尿病性網膜症
⇒高血圧性網膜症

※眼底検査は頭蓋内や網膜などに症状を発症する可能性のある疾患の検査や診断には特に有効である

◆糖尿病網膜症と白内障の関連性について

◆糖尿病網膜症と白内障の関連性について

 眼底検査は糖尿病網膜症の検査としても有効な検査です。

 糖尿病は体内の代謝やインスリンの分泌バランスが崩れることで様々な合併症を引き起こす疾患として知られております。

 眼底検査では、白内障の可能性をチェックする際にも検査が実施されますが、糖尿病が母体となって白内障を発症するケースも多い点を覚えておく必要があります。

 白内障は眼鏡に例えると、眼鏡のレンズ部分にあたる役割を果たす「水晶体」にトラブルが生じて発症する目の疾患です。

加齢性白内障とは?

 白内障を発症する多くの要因は老化によって誰もがいずれは発症する「加齢性白内障」が要因です。

 しかし、糖尿病やアトピー性皮膚炎などから合併して発症する「併発白内障」の場合は、糖尿病網膜症などの眼科疾患が要因となって併発している事も多くあるのです。

 眼底検査が、疾患の早期発見に有能である点は、このように複数の関連疾患の初期症状を確認し検査結果から合併症などの発症を推測しやすい点にあります。

〜まとめ〜
◆頭蓋内の血管トラブルの早期発見にも有効
◆毛細血管瘤や血管新生・出血班のチェックを行うことで糖尿病網膜症の可能性を検討できる
◆高血圧性網膜症・白内障のチェックにも有効
◆進行段階の場合は硝子体手術などの手術療法の検討も必要である

◆眼底検査の準備・目の構造の基礎知識

◆眼底検査の検査費用・検査料金の解説

◆眼底検査の結果から疑われる病気・合併症の解説

◆疲れ目・眼精疲労の原因と予防対策の基礎知識

◆ドライアイの原因と対処法の基礎知識